ここに紹介する連続繊維補強材は高強度、高弾性、耐熱性に優れた炭素繊維、アラミド繊維、ガラス繊維とエポキシ樹脂、ビニルエステル樹脂などを組み合せた複合材料です。これらの連続繊維補強材は、耐食性が高く、コンクリート構造物の維持管理費の削減には有効な建設資材であると認識されており、今後ライフサイクルコスト(LCC)の概念普及により、益々その利用が期待されています。
連続繊維補強材は写真のように、用途に応じて棒状(ロッド)、組紐状(ブレイド)、より線状(ストランド)あるいは格子状(グリッド)など、自由な形状に成形できるのが特長です。
 
連続繊維緊張材・補強材の性能


炭素 (CFRP) アラミド (AFRP) ガラス (GFRP) PC鋼より線 鉄筋
比重 - 1.5 1.3 1.7〜1.9 7.85 7.85
引張強度 N/mm2 1,900〜2,300 1,400〜1,800 600〜900 1,700〜1,900 490
ヤング係数 kN/mm2 130〜150 50〜70 30 200 210
伸び % 0.6〜1.9 2〜4 2 6 10
リラクゼーション率 % 1.5〜3 5〜15 10 1〜2 -
線膨張係数 10-6/℃ 0.6 -2〜-5 9 12 12
耐食性 - × ×
非磁性 - × ×
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