ACCは炭素繊維・アラミド繊維・ガラス繊維の連続繊維補強材を用い、高機能・高耐久構造物の建設を目指す民間団体です。既に700件を越える実績があり、構造物の長寿命化、メンテナンスコストの低減など、皆様のご期待にお応えしてまいりました。
「もっとこうしたい・・・」そんなご希望はありませんか? ACCがお手伝いします。
本会は、多分野に渉る会員相互の交流を図り、会員相互の異なる技術情報を融合することによって、繊維強化複合材を含む先進的な機能性複合材の建設分野への利用の推進および利用技術を開発し、併せてそれらの普及活動を通じ社会資本の整備・発展に寄与することを目的としています。
本会は、前条の目的を達成するため次の事業をおこないます。
1
先端複合材の調査、研究。
2
建設分野における先端複合材の使用に関する調査、研究。
3
先端複合材の建設分野への使用の促進ならびに普及、宣伝。
4
先端複合材の使用に関する新規建設分野の開発、研究。
5
建設分野における先端複合材の使用に関する施工技術、施工機械の改良、開発。
6
講演会・研究会等の開催および関係資料の刊行。
7
前各項のほか、本会の目的を達成するために必要な一切の事項。
広報委員会と共同で技術講演会の開催、調査・研究や技術資料等の作成を主な活動としています。なお、外部機関からの委託や会員会社からの要望により、特別研究会を設置して研究・開発や資料作成を実施することもあります。また、外部機関への委託研究の窓口業務も行います。
技術委員会と共同で技術講演会の開催、「ACCトピックス」の発行、ホームページの維持管理、International institute for FRP in constructionの機関誌への日本国内の関連情報の提供等を行っています。また、ご要望や必要に応じて広報活動や技術委員会と一緒に説明会を実施しています。
1990. 8
ACC倶楽部設立 倶楽部員43社で発足する。(対象材料はCFCCの1材料)
1991.11
5材料(アラプリ、テクノーラ、FiBRA、リードライン、ネフマック)が参入し、対象材料を6材料に拡大する。倶楽部員も47社に増大する。
1992.11
土木学会コンクリート委員会に「連続繊維補強材研究小委員会(1992.11〜1995.10)」の設置を委託する。
1993.10
FIP京都(国立京都国際会館)にExhibitorとして参加する。
1995. 2
(第5回)技術講演会および実績50件記念パーティ(東京)を開催する。
1995.11
季刊誌「ACCトピックス」を発刊する。
1996. 6
1材料(NACCストランド)が新たに参入し、対象材料を7材料に拡大する。
1996.10
北米新素材スキャニングチーム(FHWA他)とのミニ・ワークショップ(つくば)を共同(建設省土木研究所橋梁構造部/ACC倶楽部)開催する。
1997. 6
1材料(コンポーズ)が新たに参入し、対象材料を8材料に拡大する。
1997.10
第3回連続繊維補強材を用いたコンクリートに関する国際シンポジウムFRPRCS-3(札幌ガーデンパレス)を協賛する。Exhibitionにも出展する。
1998. 6
「FRP材を用いたPC道路橋設計・施工マニュアル(案)」説明会(東京)を開催する。
1998. 9
「FRPを使用したコンクリート部材の耐久性の調査・検討研究会」(1998.9〜2000.3)を設置する。
1998.10
山形県土木部の職員研修「橋梁技術研修(橋梁一般)」にて講演する。(塩害地域広報キャンペーン)
1999. 7
JCI「コンクリート工学年次大会1999(仙台)第13回コンクリートフェア」に出展する。
1999. 8
FRP緊張材を用いたプレテン部材の海洋暴露・促進暴露試験(東大生産技術研究所・魚本研究室に協力)を開始する。
1999.10
1材料部会(アラプリ)が解散し、対象材料が7材料となる。
2001. 7
京都大学大学院・宮川教授 (ライフサイクルコストに関する)講演会(東京)を開催する。
2001. 8
「LCC適応検討研究会」(2001.8〜2002.6)を設置する。
2002.10
Fib第1回コングレス(大阪)にExhibitorとして参加する。
2002.10
ホームページを開設する。
2003. 3
山梨県立科学館へ「FRP橋の体験装置」、「橋の実験器具」、「材料比較実験装置」等を寄贈する。
2003. 4
LCCキャラバン(建設コンサルタンツ協会近畿支部「ライフサイクルコスト研究会」の要請に応じた説明会)を実施する。
2003. 6
第6回連続繊維補強材を用いたコンクリートに関する国際シンポジウムFRPRCS-6(シンガポール)に「FRP緊張材を用いたプレテン部材の海洋暴露・促進暴露試験(3年間結果)」を発表する。
2003. 7
JCI「コンクリート工学年次大会2003(京都)コンクリートテクノプラザ2003」に出展する。2003技術紹介セッションにてLCCケーススタディーについて発表する。コンクリート工学講演会で「FRPを用いたコンクリート構造物のライフサイクルコストに関する適用性検討」を発表する。
2003.10
「連続繊維補強材を用いたコンクリート構造物設計・施工マニュアル(案)5訂版」を出版する。(H14年の道路橋示方書の書式に準拠と対象をPC単純桁道路橋からコンクリート構造物に拡大)
2004. 3
LCCキャラバン(北海道土木技術会コンクリート特別研究会)を実施する。
2004.11
連続繊維補強材に対応するPC桁橋概略設計システムが完成・発売される(連続繊維補強材対応システム部分の開発に協力)。
2004.12
LCCキャラバン(横浜市港湾局)を実施する。
2005. 2
LCCキャラバン(国交省北海道開発局小樽開発建設部)を実施する。
2005. 3
LCCキャラバン(国交省九州地方整備局宮崎河川国道事務所)を実施する。
2005. 6
名称を「ACC倶楽部」から「建設用先端複合材技術協会(略称:ACC)」に改称する。組織を変更する。(材料別部会の枠を取り除き、更なる発展を期す)
2006. 9
LCCキャラバン(強化プラスティック協会(JPRS) 51st FRP CON-EX 2006 in 神戸)を実施する。
2007. 1
LCCキャラバン(北海道土木技術会 コンクリート研究委員会 平成18年度技術講演会)を実施する。
2007. 6
横井聰之会長に代わり、新たに野村貞廣会長が就任する。
2007. 9
LCCキャラバン(東北コンクリート研究会(TCT)講習会)を実施する。
2007. 11
北海道大学、北海道土木技術会コンクリート委員会との共催で、「連続繊維補強材に関する技術講演会」を開催する。
2009. 10
北海道大学、土木学会複合構造委員会、Lawrence Technological University、Stanford University、National Science Foundationとの共催で、日米ワークショップ「環境に優しい社会基盤材料のライフサイクルアセスメント」を開催する。
2010. 7
野村貞廣会長に代わり、新たに森拓也会長が就任する。
2012. 2
IIFC主催で「APFIS2012(第3回アジア太平洋FRP建設材料学会)」が北海道大学で開催され、ACCは、ブース出展をするとともに、ウェルカムレセプションのスポンサーとして参画した。また、東京大学生産技術研究所との共同研究成果を、「Durability of Aramid and Carbon FRP PC beams under Tidal and Thermal Accelerated Exposure」と題して論文を発表する。
この論文は、Best Papers賞を受賞する。
2013. 7
森拓也会長に代わり、新たに鈴木義晃会長が就任する。
2017. 7
鈴木義晃会長に代わり、新たに角昌隆会長が就任する。
2024. 1
角昌隆会長に代わり、新たに森山陽一会長が就任する。
事務局 建設用先端複合材技術協会(ACC)
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